僕が子供の頃(自分の移動範囲が自転車の頃)、商店街に行く理由は
・レコード屋
・本屋
・レンタルレコード屋(リバティ)
・サンリオキャラクターショップ
・ショッピングセンター(イトーヨーカ堂)
・グリコア
・スポーツ用品店
と結構な店があった。
今日街行かね?と誘われると大体上記の店を巡回して帰ってくるのがパターンだった。
今やほぼ全部店を閉じている。
その代わり、年に一回歩行者天国が開かれる。今年で47回目らしい。
今や役所で一番簡単に出る補助金は(賑わい創出」らしい。
内容は
・地元学校の吹奏楽
・警察
・消防
・園児の鼓笛隊
・阿呆鳥というフォークグループのボーカルの人のコンサート
・ふじもと恭子(誰?)という人の演歌コンサート2回公演
といった感じ。
誰が行くの?とかなめないでほしい。
地元では大阪万博以上に盛り上がるイベントらしい。
普段はシャッター通りの商店街もこの日だけは盛り上がるらしい。
証拠
まぁ園児とか出演させれば親は必ず来るし、地元の産んだ吉田拓郎、阿呆鳥のメンバーの歌とトークショーも盛り上がりそう。なんて言っても誰も聞いてない地元コミュニティFMのパーソナリティまでしているスターだ。
多分商店街のお店が月々会費を収めて、演歌歌手を呼んだり、警察、消防に掛け合ったりしているのだと思う。ご苦労なことだ。
賑わい創出も、年に一回実現するわけだが、残りの364日はどうするのか?
この問題の解決にはなっていない。
僕がよく行くお店のご主人に聞くと、各々のお店が支持する政党の市会議員に相談するので、一本化できないらしい。
そのご主人はもう面倒なんで何もしない、と話してくれた。
今でも地元のイトーヨーカ堂、ヨークベニマルというスーパーや行列のできるうどん屋、人気のカフェ、巨大な本屋&ツタヤ、こだわりのコーヒー豆屋、駅前にこつ然と姿を表したクレープ屋さん、美味しいパン屋さん、昔からのとんかつ屋さん…などお店はあるんだけど散らばっているので、賑わいが生まれない。
これらのお店をまとめれば人が集まるかもしれない。そしてさらにこの区画で開店するお店も生まれるかもしれない。
そして1日に数本だけ走るバスをこの商店街に止まらせれば、広いエリアから人が集まるかもしれない。巡回バスがいいね。そしたらバス会社も潤う。
そもそも1日数本のバスは空気を運んでいるのをなんとかしないと。
学校というのは人が数百人集まる施設だから賑わい創出に好都合。いっその事、移転させて、商店街の端に置くと、下校時に人が集まりそう。どうせ土地はいっぱいあるし。
複数高校があれば不良の喧嘩が始まりそう。火事と喧嘩は地元の華!
なんかシムシティやってる気分になってきた。
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